What’s a
Dog Pool ?

ドッグプールとは

Interview with Dr. Hirose
on dog pools’ health.

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近年ようやく日本でも知られてきたドッグプール。
犬の健康維持や人との絆づくりまで、様々なメリットがあることが医学的にも認められています。
〈Sync〉と提携する「廣瀬動物病院」の廣瀬先生にドッグプールの効果や活用方法について伺いました。

SYNC:(以下SN)
ドッグプールが犬にもたらすメリットを医学的な観点から教えていただけますか?
廣瀬僚:(以下RH)
まずひとつは予防医学的な効果があります。 浮力によって関節への負荷が少なく、効果的に有酸素運動を行うことができます。肥満の予防や治療にも効果的です。日本では飼育される犬の半数以上が過体重というデータがあり、犬の肥満は様々な病気の発症や重症化のリスク要因になることが分かっています。
SN:
例えばどんな病気やリスクがあげられますか?
RH:
まず糖尿病や甲状腺機能低下症などの代謝疾病のリスク増加、蔵帽弁閉鎖不全症や危難虚脱などの呼吸器系の病態の悪化、変形性関節症や椎間板ヘルニアの発症や増悪因子、急性膀炎や膀胱結石などの発症リスクの増加、リンパ腫、乳癌など悪性腫瘍のリスク要因、全身麻酔のリスクの増加などがあげられます。
SN:
こういった様々な病気の要因になりうる肥満は標準体重より2歳程度寿命を短縮するとの報告もあるそうですね。
RH:
はい。 次にロコモティブシンドロームの予防にも効果的です。
SN:
ロコモティブシンドロームとはなんでしょうか?
RH:
運動器障害の総称で、加齢により生じることが多く、犬が長寿になっている中で介護問題や犬の生活の支障や痛み、自信喪失などが問題化しています。こういった症状にアクアセラピーによる筋力増加が予防や治療として効果的です。
SN:
リハビリテーションにおいてのメリットはどんなものがありますか?
RH:
股関節形成不全、前十字靭帯断裂、膝蓋骨脱臼、骨折など整形外科手術後、椎間板ヘルニアなど椎体手術後、高齢犬や肥満犬のさまざまな手術後の筋力低下に対するリハビリなどにも充分なメリットが得られます。
SN:
心身の健康にとても役立つのですね。
RH:
はい。 人と動物の絆の強化にも効果があります。家族がプールの窓越しで応援してくれること、一緒に楽しい時間を共有することが絆を深めストレスの軽減や安心感、多幸感につながります。ドッグプールで泳ぐことに慣れたら、ぜひ富山の豊かな自然の中で家族と共に過ごす時間を楽しんでいただきたいと思います。
SN:
ドッグプールで泳ぎに慣れたら、川や海で一緒にリフレッシュできますね。色々な情報を教えていただきありがとうございました。
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廣瀬僚  (廣瀬動物病院・院長)
所属学会:日本獣医がん学会(腫瘍科認定医認定委員)、日本獣医皮膚科学会、日本動物病院協会、獣医泌尿器学会、獣医再生医療学会、日本小動物整形外科協会、日本獣医画像診断学会、獣医アトピー・アレルギー・免疫学会、富山県獣医師会。 日本獣医師会 認定医:腫瘍科認定医I種・II種(日本獣医がん学会)、総合臨床医(JAHA)、日本獣医腎泌尿器学会認定医、外科認定医(JAHA)
 
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